おーい竜馬
2009.02.11 Wednesday | -
やっと全巻読みました。
定食屋に置いてあって、なんとなく読み始めた漫画だったけれど、本当に読んで良かった!
坂本竜馬の優れている点はいろいろあると思うけれど、なにより素晴らしいのは、その素直さ、頭の柔らかさだと思う。
日本に迫ってくる外国船を見て、「日本中の力を合わせて追い払おう」、じゃなくて、「あの船、技術を手に入れて対抗できないか」、っていう発想。今考えれば至極合理的な発想だけれども、当時外国なんてモノに馴染んでいなかった人が思いつけるだろうか。今で言うなら、突然宇宙船がやってきて脅迫された、世界中の力を合わせて戦おう、じゃなくて、どうにかあの宇宙船を手に入れられないか、って考えるの。無茶だ。
で、その発想の源になっているのが、いろんな知識やいろんな人の考えを吸収していける素直さ、頭の柔らかさだと思うのです。佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、進んだ考えをもった人々はたくさんいたけれど、その話に反発する人が大勢いるなかで、素直に受け入れることができる頭の柔らかさ。見習わなくては。いろんな考えを聞いて、いろんな知識を学んで、吸収していかないといけないですね。
あと、すごいのが、人の能力を見定める力、包容力、感情に流されない合理的な考え方、へこたれなさ、行動力。うーん、いくらでも挙がってしまう。
長州が歩み寄って、歩み寄って、なんとか設けられた薩長会談の場。絶対に失敗できない緊迫した場面でのまさかのアクシデントにも、坂本竜馬はまったくめげないんですよ。なにこれ、すごい。諦めたらそこで試合終了ですよ、って言ってた安西先生もビックリ。
それから、坂本竜馬だけじゃなく、その周りにも本当に優れた人々がたくさんいたのもポイントですね。やっぱり大事を成すには、一人では限界があるんだろうね。
幕末の人々にスポットを当てた他の歴史小説も読んでみたいなぁ。